フローリングは家の印象を決める重要なパーツです。綺麗なフローリングは家全体を新築の時と同じような雰囲気に仕立て上げ、逆に傷だらけのフローリングは古い家のような印象を与えてしまいます。
見た目がとても綺麗だというメリットを持つ一方、フローリングには簡単に傷つきやすい、毎日使うので消耗が激しいといったデメリットもあります。
もしかするとあなたのフローリングにも傷があるかもしれません。
今回はフローリングの傷を隠したいときに知っておくべき4つのことを紹介します。
1. フローリングは気づかないうちに傷ついている!
フローリングは本当に傷がつきやすいです。ほとんどは小さく目立たない傷ですが、その目立たない傷も数が増えてくると誰の目にも明らかになってきます。
あなたの家のフローリングを見ると、必ず1つは傷が見つかるはずです。
フローリングは椅子を引いただけでも傷がつきやすいので、知らない間に傷が増えていたということも多々あります。
小さな傷は長年使用していくと数も増えていき次第に目立ってきます。
フローリングにできる厄介な傷は凹みや抉れたような傷です。特に重いものや鋭利なものを落とした時にできるフローリングを抉る傷はかなり目立ちます。またケガにつながることもあるので、すぐに補修する必要があるのです。
実はフローリングを綺麗な状態のままにしておくのには、かなり丁寧に使う必要があります。しかし丁寧に使用していても傷がついてしまうのがフローリングの宿命。いつのまにか傷ついていたフローリングの傷を隠すためにできることはいくつかありるので、今回は役立つテクニック・知恵を紹介します。
2. フロアコーティングで傷予防をするのが1番の対策
実はフローリングを小さな傷や飲みこぼしなどから起きる色褪せから守る方法があります。
それはフロアコーティングです。
フロアコーティングを行えば傷や汚れからフローリングを守るだけではなく、フローリング自体がピカピカになるので家全体が明るい印象になります。
おそらく定期的にワックスがけを行ってフローリングのメンテナンスを行う方もいると思いますが、フロアコーティングは長期間効果が持続するのでワックスがけを行う必要がなくなります。
そのため長期間で考えるとコスト面でもフロアコーティングを行った方が圧倒的にお得です。
3. 自分でフローリング傷を隠す方法とは?
ここからは自分でフローリングの傷を隠す方法を紹介します。
自分で補修をするときに大切なのはどんな結果になろうと全て自己責任であることを知っておくことです。
今回は比較的誰でも簡単にできる傷を隠す方法を紹介します。
紅茶を使う
実は紅茶にはフローリングの傷を目立たなくする効果があります。
それは紅茶の持つタンニンという成分のおかげ。タンニンにはフローリングの暖色を強調し、小さな擦り傷等を目立たなくする効果があるのです。
やり方はとても簡単です。
掃除を行ってフローリングの汚れやほこりを取り除いた後に傷口にティーバックを優しくつけて拭き取るだけです。
この方法を行う前には事前に目立たない場所で思ったような仕上がりになるかどうか確認してから行いましょう。
貼るだけで簡単に傷を隠すことが可能
ホームセンター等には多くのフローリング補修グッズが売られています。
一見簡単に補修を行えそうなグッズばかりですが、実は意外と難しいものばかりです。数ある補修グッズの中でもおすすめなのが、貼るだけで傷を隠すことができるテープです。
注意点は家のフローリングと同じ種類・色のテープを購入することです。
必ず明るい場所でフローリングの写真を撮影してから購入しましょう。
スチームアイロンで凹み傷もあっという間に修復
フローリングは木材なので水分を吸収します。また水分を吸収した木材を温めると膨張するのです。この性質を利用したのがスチームアイロンを使った凹み傷の修復方法です。
やり方は傷の上にぬれタオルを置き、その上から30秒程度スチームアイロンンをかけるだけです。
しかしこの方法が向かないフローリングもあるので、十分な確認を取ったうえで行ってください。
塗るだけで簡単に傷隠し!
これもまたホームセンターで購入することができるグッズで行う傷隠し方法です。
使うグッズはクレヨンタイプの傷隠し専門のペンです。使い方はクレヨンのようなペンで傷を埋めた後に付属のマニキュアで木目を自分で描くだけです。
4. 傷は絶対に補修しなければいけない!遅かれ早かれ業者に傷の補修をしてもらうことが大切
自分で行うことができる傷の隠し方を紹介しましたが、傷を隠すことは補修することではないので根本的な解決にはなっていません。
隠せたと思った傷もまた近い将来目に見えるよになってきます。大切なのは遅かれ早かれしっかりとした技術を持つリペア専門業者に傷を補修してもらうという根本的な解決を行うことです。
また自分で傷を隠す・補修を行うことが難しいと思った場合には、迷うことなく業者に依頼しましょう。自分で補修を行うときに起こる最悪のケースは、補修前よりも傷が目立つ、傷が広がるということです。
特に自分で色の調合を行わなければいけない場合、深い傷ができてしまった場合には、一旦傷をテープやカーペット等で隠してから業者に依頼することを強くお勧めします。
最後に
新築に住み始めたばかりの時、引っ越してきたばかりの時のフローリングは傷が1つもなく本当に美しいですよね。
綺麗な状態のフローリングを保つためには思いやりを持って使うことと定期的なケアをしてあげることが大切です。
しかし前述したようにフロアコーティングされていないフローリングと傷は切っても切り離すことができない関係です。
もし傷ができてしまった時、傷が目立ってきた時には今回紹介した方法を試してみる価値はあります。
覚えていてほしいのは傷を隠した後でも必ずリペア専門業者に傷の修復を依頼することです。おそらくDIYでの補修を考えるほとんどの方はコストを安く抑えたいと考えていると思います。
実はフローリング補修は業者の手にかかってもそれほど高い値段はかかりません。何より1度補修されれば、また新品のような状態で何年間も使うことができることを考えると、それほど高い値段だとは感じないはずです。
当社では無料見積もりを行っておりますので、お気軽に無料見積もり依頼を送ってください。経験と実績のある職人たちがあなたのフローリングを限りなく新品に近い状態に戻します。
またフローリングだけではなく補修に関することは何でも受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。