壁紙は家の印象を決める大切なものです。傷がない綺麗な状態の壁紙は家全体を明るくしてくれ、逆にそうでないものだと家が暗く少し古い印象になってしまいます。
また賃貸物件だと壁紙の汚れや傷ができた場合は修繕費が心配ですよね。壁紙の傷はなるべく早い段階で修復される必要があります。
傷をそのままにしておくと、いつの間にか傷が大きくなっていたなんて場合も珍しくはありません。
今回はそんな悩みの種になりやすい壁紙の修復を考えたときに知っておくべき5つのことを紹介します。
1.壁紙の傷の種類を理解して予防しよう
壁紙にできる傷を知っておくことは予防にもつながります。
傷の種類とできる原因について理解して予防を心がけましょう。
壁紙の傷は大切に使うことで防ぐことができます。今回は壁紙にできる主な4つの傷を紹介します。
小さな穴
壁紙に一番できやすい傷は、カレンダーや時計を壁に掛ける際につける画びょうの小さな穴です。
あまり目立つことはありませんが、賃貸物件の方は退去する際にはできるなら消しておきたい傷だと思います。
壁紙の破れ
壁紙の破れはかなり目立つので早く修復されることが望ましいです。
この傷ができるのは、主に家具を移動していたときです。思わず家具と壁をひっかけてしまうと壁紙が破れてしまうことが多々あります。
ペットのひっかき傷
これは犬や猫を飼っている家庭には高確率で起きやすい傷です。
猫や犬は壁で爪をといだり、壁を噛むということをします。
この傷は広範囲で出来てしまうのでかなり目立ちます。ペットに何か噛んだり、爪をといだりすることができるものを与えて予防をすることが大切です。
壁穴
壁に穴ができてしまった場合には、かなり頭を悩ますことになると思います。大きさに関係なく目立つので、一刻も早く修復される必要があります。
この傷が起きる原因は、壁に大きな衝撃が加わったためです。
小さな子供がおもちゃを投げたり、家具を移動する際に思い切り壁とぶつけてしまったり、もしくはイライラして壁を殴った時などにできる傷です。
2.壁紙の傷はDIYで修復できるの?
壁紙の傷を自分で修復するのはかなり難しいです。一見簡単そうに思える壁紙修復ですが、実はとても難しいです。
完璧に元の状態に戻すには長年の経験で得た技術を持つリペア専門業者の手にかからないと難しいでしょう。
しかしながら自分で壁紙の傷を隠すことはできます。これは傷の種類や大きさによりますが、ホームセンター等で売られる補修キッドをうまく活用すれば不可能ではありません。
ただ傷を隠すことは修復することではないので、根本的な問題解決にはなっていません。うまく隠せたと思っても、すぐに傷が現れることも珍しくはありません。
自分での補修はあくまでも応急処置として行い、その後にはリペア専門業者に依頼することを強くお勧めします。
3.DIYでの壁紙補修の仕方
今回は誰でも比較的簡単に行える壁紙補修方法を紹介します。
前述したように壁紙補修はかなり難しいです。
そのためどんな結果になろうと全て自己責任だということを知っておく必要があります。
ペンで壁紙の穴を埋める
ホームセンター等でペンタイプのクロス補修用キッドを購入できると思います。そのキッドを使うと画鋲などでできた壁紙の穴を隠すことができます。
使い方は壁紙と同じ色のペンを使って、穴を埋めていくだけです。穴を埋め終わったらヘラを使用して自然な仕上がりへと整えていきます。
もし壁紙の色と同じ色がない場合は、自分で調合しなければいけません。その時は細心の注意を払って、壁紙と全く同じ色にしましょう。
作業を行う前に目立たない場所で色の確認を行うのも大切です。
パテを使って傷穴隠し
市販のパテを使って傷穴を隠すことができます。
おすすめのパテはホームセンター等で売られているすでに作られている簡易のものです。
使い方は傷穴の上にパテを塗るだけです。パテによっては絵の具を混ぜて色の調合を行うことも可能です。
壁紙の剥がれはローラーで修復
長年使用していくと壁紙が剥がれるということもあります。
主な原因は老化や湿気。特に洗面所の壁紙は剥がれやすいです。壁紙の剥がれも自分で一時的に修復することができます。
必要なのはローラーとクロス専用のボンド。ホームセンターでローラーとボンドが付属している製品を購入することができます。
修復方法は剥がれている部分にボンドを塗り、上からローラーで丁寧に貼っていくだけです。その際には空気が入らないように慎重に行う必要があります。
4.壁紙の修復はリペア専門業者に依頼するのが一番!
すでに自分での壁紙修復の方法を紹介しましたが、やはり当社のようなリペア専門業者に依頼することを強くお勧めします。
画鋲などの小さな傷穴は比較的自分でも修復を行いやすいです。しかしそれ以外の傷を自分で補修するのは大変難しいです。
例えば一見簡単そうな壁紙の剥がれの修復でも、空気が入らないように、そして元の位置とずれないように丁寧に行わなければいけません。
また色の調合に関しては、完璧に行わなければいけません。少しでも違う色になると修復箇所だけが浮いたような印象になり、以前よりも目立つことになります。色の調合は本当に繊細な問題で、長年の経験と確かな技術があってできるものなのです。
自分で修復を行う際の最大のリスクは、修復前よりも傷が広まる・目立つ可能性が大いにあることです。失敗したために必要以上の補修費を払うことになった人々はたくさんいます。
壁紙は私たちが思っている以上に繊細です。そのため少し力を入れ間違えたりするだけで壁紙の傷が広がることもあります。もし壁紙に大きな傷や穴ができた場合や、自分でするのが難しそうだと思った場合には迷うことなくリペア専門業者に依頼してください。
5.気になる壁紙修復の相場は?
気になる壁紙修復の相場ですが、傷の種類や大きさなどによって変わってくるのではっきりとした値段を言うことはできません。しかし一般的な壁にできた穴・傷の修理の相場は1万5千円から3万円程度です。もちろんこの相場よりも値段が前後することはあります。
当サイトでは無料見積もりを行っていますので、お気軽に見積依頼を送りくださいませ。その際には傷の写真と傷の大きさや状態を詳しく書いて送っていただくと、より正確な見積もりを行うことが可能です。
最後に
傷1つない壁紙は本当に美しく、気持ちまで晴れ晴れします。
しかしそのような綺麗な状態を保つためには努力を行う必要もあります。思いやりを持って大切に使い定期的にケアをすることが何より大切です。
しかしどんなに大切に使っていても、壁紙に傷がついてしまうことがあると思います。傷の修復を考えた際には、まず無料見積もり依頼を当社に送ってください。
その結果を見てから自分で修復を行うのか、それとも専門家である私たちに依頼をするのかを決めるのをおすすめします。
もし私どもに壁紙の修復を任せていただけるならば、当社の信頼できる職人たちが迅速な対応で傷ついた壁紙を限りなく新品に近い状態に戻すことをお約束します。
また当社では壁紙の補修以外にも補修全般に関する相談・お問い合わせを受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。